第14回アクセシビリティリーダーキャンプ

【研修スケジュール】

1日目:平成29年2月27日(火) <ガイダンス・研修>

  • 会場:アワーズイン阪急 ツイン館 第4・5会議室
13:50 会場集合
14:00- 開会挨拶:教育課程WG長 山本 幹雄先生(広島大学)
14:00-14:10 ALCオリエンテーション:AL育成協議会事務局
14:10-14:20 参加者自己紹介
14:20-14:50 アイスブレイク:ALCコーディネーター
14:50-15:00 休憩
15:00-15:30 研修1:教育課程WG長 山本 幹雄先生(広島大学)
15:30-15:55 研修2:PICWG 高本 康明様(富士通株式会社)
15:55-16:20 研修3:「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援について」
日本学生支援機構 小越 真一朗様
16:20-16:30 休憩
16:30-17:30 各班でのディスカッション
17:30-17:40 本日のまとめ:教育課程WG長 山本 幹雄先生 (広島大学)
第14回ALC1日目 アワーズイン阪急にて

第14回ALC1日目 アワーズイン阪急にて

2日目:平成29年2月28日(水) <AL育成協議会会員企業、協力企業による研修>

  • 会場:富士通川崎工場テクノロジーホール → アークヒルズサイド(六本木)
10:00-12:00 見学と質疑
富士通川崎工場テクノロジーホール
講演1:「心のバリアフリー」
富士通株式会社 エクスペリエンスデザイン部
内田 奈津枝様
12:00-13:00 移動(富士通川崎工場テクノロジーホール→アークヒルズサイド)
13:00-14:00 昼食・休憩
14:00-15:30 アークサイドヒルズ
講演2:NPO法人ピープルデザイン研究所
代表理事 須藤 シンジ様
15:30-17:00 講演3:「IoTを活用した『居住者の見守りソリューション』」
富士通株式会社 ソーシャルライフ事業部
シニアマネージャー 相原 蔵人様
18:00-22:00 グループワーク(任意)
アワーズイン阪急「ツイン館 第8会議室」
第14回ALC2日目 富士通川崎工場にて

第14回ALC2日目 富士通川崎工場にて

3日目:平成29年3月1日(木) <AL育成協議会会員企業、協力企業による研修>

  • 会場:マイクロソフト会議室 → ヤマトホールディングス → 羽田国際線ターミナル
9:20-9:30 オリエンテーション
10:00-12:00 日本マイクロソフト
講演:日本マイクロソフト株式会社 小坂 菜生様
12:00-13:00 昼食(マイクロソフト会議室)・休憩
13:00-14:00 移動
14:00-15:30 ヤマトホールディングス 羽田クロノゲート見学
16:00-16:30 羽田国際線ターミナル
コンシェルジュ見学(国際線)
18:00-22:00 グループワーク(任意)
アワーズイン阪急「ツイン館 第8会議室」
第14回ALC3日目 羽田クロノゲートにて

第14回ALC3日目 羽田クロノゲートにて

4日目:平成29年3月2日(金)<報告・討論・修了式>

  • 会場:アワーズイン阪急「ツイン館 第4・5会議室 」
9:00-12:00 成果発表
12:00 修了式
12:30-13:30 昼食
13:30 解散
第14回ALC最終日 アワーズイン阪急にて

第14回ALC最終日 アワーズイン阪急にて

【参加学生の声】

  • 広島大学 教育学部2年生

 キャンプの間、「楽しい」「悔しい」「嬉しい」という3つの感情を常に感じていた。いろんなものをもつメンバーたちと、共に語り、学ぶ時間はとても楽しかったし、でも時に彼らの能力の高さ、勉強してきたことの多さに時々悔しさを感じたり、でもそんな彼らと出会い、自分を奮い立たせてくれていることに嬉しいという気持ちが起こり、今は彼らにとても感謝の気持ちを持っている。このキャンプはきっかけである。むしろこの学びを通して、今後どのように学んでいくか、また社会に参画していくかが重要である。いろんな人に出会った。特に、メンバーは優しくて、それぞれ興味のあることに対して一生懸命取り組んでいる人たちだったので、彼らとの対話によってこのキャンプが良いものになったのだと確信している。これから先も、彼らに頼り頼られながら、それぞれの道で頑張って行けたらと思う。私も、自分の分野のことをもっと突き詰めて考え、学び経験しながら、何かを人に提供し、協働して創造していけるような、そんな存在になりたい。

 

  • 岡山大学 社会文化科学研究科修士1年生

  ALC全日程を終え、アクセシビリティに関する最先端の取り組みについて触れ、今後アクセシビリティを向上させるためにはどうすればよいかということについて考えることが出来たことを思うと、大変有意義な日程であったといえよう。自分の知識を増やすことが出来たことはさることながら、いろいろな大学から、いろいろな専門分野をもつ学生同士で寝食をともにし、交流することが出来たことは、何にも変えがたい貴重な体験となったと考える。4日間という短い日程であったが、お互いの事を全く知らなかった学生が課題を同じくし、一生懸命に取り組んだ結果、一定の成果を上げることが出来た。AL同士の団結が大きな影響力となるという、可能性を感じることが出来たのではないかと考える。末筆ながら、ALC全日程でお世話になった企業の方々、先生方、コーディネーターの方々、学生の皆さんに感謝したい。

 

  • 大阪大学 理学部4年生

 アクセシビリティに恋した4日間でした。背景や価値観は異なりますが、「共生社会を目指す」という同じ目的意識を持った参加者と、現場で感じたアクセシビリティにまつわることをそれぞれの経験に結び付けて議論できたことが大変楽しく勉強になりました。また、学内では経験できない特別なプログラムのおかげでアクセシビリティについての深い知見を得ることが出来ました。参加前は、現実に起きているある問題の原因が複雑に絡んでいて、問題の本質が見えにくかったのですが、メンバーそれぞれと意見をぶつけ合うことで、様々な問題を解決できる一つの良い問題を設定する大切さを知りました。これからはALという使命感を持って今回学んだ経験を広め、また、様々な価値観と摩擦しながら理想の社会モデルを磨いていきます。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。最後になりましたが、今回の研修を企画、協力していただいた方々、そして4日間ともに考え抜いた参加者の皆様に深く感謝いたします。本当にありがとうございました。