第15回アクセシビリティリーダーキャンプ

【研修スケジュール】

1日目:平成30年9月10日(月) <ガイダンス・研修>

  • 会場:TKP広島平和大通りカンファレンスセンター
13:50 会場集合
14:00- 開会挨拶:教育課程WG長 山本 幹雄先生(広島大学)
14:10-14:30 ALCガイダンス:AL育成協議会事務局 坂本晶子先生(広島大学)
14:30-14:50 参加者自己紹介
14:20-14:50 研修1「ALCの学び方」:教育課程WG長 山本幹雄先生(広島大学)
14:50-15:10 研修2「ALCとAL協議会の取り組み」:PICWG長 高本康明様(富士通株式会社)
15:10-15:30 アイスブレイク:ALCコーディネーター
15:30-15:40 休憩
15:40-17:40 グループ演習:「アクセシビリティの課題を整理する」
17:40-17:50 1日目のまとめ・アナウンス
H30年度 サマーキャンプ1日目 カンファレンスセンターにて


H30年度サマーキャンプ 1日目
カンファレンスセンターにて

2日目:平成30年9月11日(火) <AL育成協議会会員企業、ALC協力団体による研修>

  • 会場:TKP広島平和大通りカンファレンスセンター/平和公園・平和記念資料館
9:00 集合
9:10 講義「アクセシビリティとフィールドワーク」:山口大学 岡田 菜穂子先生
9:40 講義「国際平和都市の取り組み」:広島市 市民局 国際平和推進部 国際交流課 課長 重水 洋子様
10:30 移動(平和公園・平和祈念資料館)
11:00 フィールドワーク「平和記念資料館視察」
12:00-13:30 移動および昼食
13:30 講義「富士通のデザイン思考とアクセシビリティ」:PICWG長 高本 康明様(富士通株式会社)
14:10 講義「ICTとアクセシビリティ」:日本マイクロソフト株式会社 小坂 菜生様
14:50-15:00 休憩
15:00 講義「マツダの目指す自動車の未来像」:マツダ株式会社 技術研究所 主席研究員 山本康典様
15:40 グループ演習:「アクセシビリティをプランする」
17:40 解散・アナウンス
18:00-21:00 グループワーク(任意)
H30年度サマーキャンプ 2日目 平和祈念資料館にて


H30年度サマーキャンプ 2日目
平和祈念資料館にて

3日目:平成30年9月12日(水) <報告・討論・修了式>

  • 会場:TKP広島平和大通りカンファレンスセンター
9:00-11:00 成果発表
11:00 修了式
11:30 解散
H30年度サマーキャンプ 最終日 修了証を持ってみんなで記念撮影


H30年度サマーキャンプ最終日
報告会終了後

【参加学生の声】

  • 山口大学 理学部3年

 今回学生側の参加者は9名で、それぞれがそれぞれの知識、思想、信念、力を持って参加しているのが3日という短い期間であるがとてもよくわかった。また立場は違えど志を共にする同世代の人間との濃密な期間であったため、これからの活動に多く好影響を与えるものと確信している。最終日には、両班の発表が終わった後、皆で一昨日初めてあったとは思えないと言い合ったものだ。それだけ真剣に取り組み、参加者の考える深い部分まで踏み込むことができた。それができたのは偏にサポートしてくださった方々や講義いただいた講師の方々お陰であることは間違いない。今後それぞれが立場を変えた際どのように変化しているのか、再会できるかわからないが、再会した際の楽しみである。再会が叶うころには今回我々が話し合った未来の形が今よりもっと明確に見える、もしくはもう既にその近未来になっているだろう。今回の経験を活かし、さらに多くを経験し、次の世代に伝えていけるよう邁進していくことが、我々の使命の一つであり、自分を含めた多くの人間を少しでも救うことにつながると考える。

 

  • 徳島大学 総合科学部2年

 私は本キャンプに参加することができて、本当に良かったと思っています。その最大の理由は、やはりこのキャンプがなければ絶対に出会うことができなかった、他大学の志の高い先輩方と3日間を過ごすことができたからです。私は、キャンプのしおりを見て2年生の参加者が自分だけだと知ってからキャンプ当日を迎えるまで、楽しみだった反面とても不安な気持ちでいっぱいでした。ですが、いざ当日を迎えるとその不安は一瞬でなくなり、特に最終発表に向けたグループワークでは、自分の大学にいたら決してすることのできない、今までの大学生活の中で最も深い議論を経験することができました。 また、本キャンプへの参加は次回キャンプへの参加を妨げないとのことなので、ぜひ春のキャンプにも参加したいと思っていましたが、この3日間を通して自分の大学で「アクセシビリティ」について学んでいる人たちにもぜひこのキャンプを経験してほしいという気持ちも持つようになりました。 最後に、今回の学びは経験しただけで終わるのではなく、しっかりと振り返って今後に活かせられるようにしたいと思っています。この3日間を通してとても良い刺激や学びを与えて下さった8名の先輩方、そして本当に有意義なキャンプを用意して下さった関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

 

  • 大阪教育大学 教育学部4年

 私は、アクセシビリティリーダー資格を取得してから約2年経ちます。そんな中での参加であったため、普段大学で取り組んでいることを考えながら、もう一度じっくりアクセシビリティについて考えることができる、とてもいい時間でした。私たちの大学では、基本的に障がい学生支援を主な活動としているため、街の中のアクセシビリティについて考えることはあまりありません。フィールドワークなどを通して、身近なところのアクセシビリティについて様々な意見を聞くことができて、とてもよかったです。学生同士だからこその意見や考えを、互いに言い合い聞きあうことができた時間でした。