コンセプト

アクセシビリティとは?

「何か」が「何か」にアクセスする際の「アクセスのしやすさ」「アクセスの可能性」又は「アクセス可能であること」を 「アクセシビリティ」と言います。

アクセスする主体となる「何か」や、アクセスの対象となる「何か」には、人、情報、文化、製品、サービス、建物、設備、コミュニティ、環境・・・等、様々な事物を考えることができます。

このため、「アクセシビリティ」は、「アクセスの方法」「文脈」に応じて、

  • 利用しやすさ、参加しやすさ、近づきやすさ、伝わりやすさ、
  • 入手しやすさ、到達しやすさ、使いやすさ、分かりやすさ、便利さ ・・・

等の意味を持ちます。

どのような文脈で注目されているのか?

「アクセシビリティ」は、「アクセスのしやすさ」「アクセスの可能性」を意味する言葉として、様々な文脈で広く使われていますが、近年、

  • 「多様な利用者にとって利用可能か?」
  • 「多様な利用者にとってどの程度利用しやすいか?」

といった文脈で注目が高まっています。

アクセシビリティリーダーとは?

アクセシビリティリーダー育成協議会は、「アクセシビリティリーダー」の育成事業を展開しています。

個人や社会、環境や状況の多様性をよく理解し、様々な文脈においてアクセシビリティの推進により可能性を開拓できる人材が「アクセシビリティリーダー」です。

Diversity × Accessibility = Potential

少子高齢化、グローバル化、高度情報化が顕著に進む現代社会では、様々な場面で、多様な利用者・多様な利用環境・多様な利用状況を想定した「アクセシビリティ」の担保が求められています。

現代社会の諸課題は、多様な個人、多様な状況、多様な環境におけるアクセシビリティの担保と制御の問題を内包しています。

今、様々な分野・文脈で、個人や社会、状況や環境の多様性をよく理解し、アクセシビリティを推進することで可能性を開拓できる素養が求められています。